我が家ではよく、余り野菜を使ってポタージュスープを作る。
作り方は超簡単。 水800mlにコンソメキューブ3個、ローリエ(月桂樹)の葉っぱ2枚さえ入れておけば、あとは入れる野菜の種類や組み合わせはテキトーで良い。
冷蔵庫にあるシナシナの大根の切れ端や、ちょっとカビが生えかけてそうなカボチャの一切れ、もうすぐ元気に発芽しそうなジャガイモ、ヘロヘロで縮んだ椎茸、半分溶けたレタス、霜が付きまくったミックスベジタブル…… など、ギリギリ救えそうなものは傷んだ箇所を削ぎ落とし、全部ぶち込む。
欲を言えば、カボチャやジャガイモを多めに入れることができると、とろりと甘い仕上がりになり子ども受けが良い。 カボチャの後ろに隠れた多量の大根やインゲン豆などに気づかれないので、いつも子どものイヤイヤに脅迫されまくりの親としては比較的ノンストレスの食事時を過ごせる。
今日のスープは、芽生えかけのジャガイモ4個、しわくちゃの赤ピーマン、まだまだ新鮮な玉ねぎ、少し色が変わった椎茸、霜つき焼け焼けミックスベジタブルで構成してみた。細かく切って20分ほどテキトーに煮込む。最後はミキサーにかける。
温かいままでもとても美味しいが、子どもは冷製スープが好きなようで、一度食事を中断してもまた戻ってきて食べるぐらい気に入ってくれている。 ちなみにコンソメキューブをオーサワの野菜ブイヨンに変更すると味がまた一段と昇華される。
今の時期に常温で一晩越すと、奇妙なにおいを発する哀れな液体にかわるのですぐに冷蔵・冷凍保存すべし。